イ サン 30話-タクチス、やっぱりいいわ~つづきはmoreに
2010年 03月 08日
30話のメインストーリーは、なんといっても
ついに、王様にも黒幕の正体がわかったことです。
そして、そのとき王様がその問題をどう対処したのか...
やっぱりそこんところが気になりますよね。
実は、私はこのメイン部分を予め知っていたので、
あまり驚かなかったのですが、実際ドラマでそのディテールを見ていくと
う~ん...王様の気持ちもわからんでもないが...ってところでしょうか。
で、ここからがネタバレです。
王様は王妃が黒幕だと言うことを知るのですが、
「15歳(!)で66歳の王に嫁いだ王妃のことを思うと、処罰できない」
王様もやっぱり「男」、若い女性には弱いのね。
でもそれでは、みんな納得できませんよね~。
と、ここまでが前半のクライマックスでしたが、
私は、またしても 「タクチスとソンヨンのサイドストーリー」のほうに惹かれてしまいました。
そのシーンとは...
王様の絵師として、晴れの舞台を踏むことになったタクチスですが、
本番では、王様の部屋に入って絵筆を取ったとたんに、手が震えて描けないんですね。
いや~ん、かわいい
結構気が小さいのね。
で、最後には、ソンヨンが下絵を描くことになるのですが、
王様のお付に
「『茶母』に絵を描かせるとは何事か!」
と言われたとき、タクチスが
「この者は、画員としても認められるほど実力を持った者なので、
彼女に描かせてみてください」
王様も
「それほどの実力のある者なら、描かせてみるがよい」
いや~さすが、フェミニスト イ ビョンフン監督
こういうセリフに結構しびれちゃうんですよ、私。
そして、なんとかその日の絵の作業を終えて帰ろうとしたとき、
ソンヨンが呼び止められ、
「王様の寝所」に行くようにと告げられます。
その前に、着替えまでさせられて...
え???15歳の王妃だけではなくて、ソンヨンにも手をつけちゃうの?王様?
今度こそ、サンが黙ってないわよ!!!
な~んて思っていたら、お付の者に画材をもってこさせて
「梅の絵を描いてくれ」
なんだ、そんなことだったの?
つまんな~い。
でも王様もその梅の絵を見ながら、自分の手でなきものにしてしまった息子、
世子へ思いをはせるシーンはなかなかよかったです。
一方、やはりあの王様の対処には納得できないサン、これからどうするのでしょうね。