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お気に入りの海外ドラマについて、心の赴くままに語ってみたい


by marone115
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【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!


【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_2219456.jpg先週の土曜は、天気もよくて気持ちもUP!
「よ~し、春だからラブコメ見るぞ~」
な~んて、いさんでTSUTAYAに行ってみたら、

このドラマが呼んでたんです、私を!

まったく知識や情報皆無だったんですけど、

・1本100円キャンペーンやってた
・4話で完結という短さもよいのではないか?
・私の好きなワインがテーマ

という理由で、借りることに。

【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_2264042.jpg後でDVDのカバーをよくよく見たら、
キム ジョンファさん主演だったんですね。

トックおじさん@チャングムことイム ヒョンシクさんも
登場してました。

後の俳優さんたちは、見たことはあるかも?
と言う程度で、なにせ視聴ドラマの本数があまり多くないので、知らない俳優さんたちでした。

で、見ての感想は、

「すっごいオススメ!」ってほどじゃなかったけど、

フレンチのコース料理でいえば、お肉とお魚の間に、柑橘系のシャーベット?

またはワインで言えば、軽めのボージョレーヌーボー?

【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_2283311.jpgそんな感じで軽~いタッチで見られる楽しいドラマでした。

テーマ曲は、ピアノと女性のスキャット、
赤、青、白のトリコロールのリボンがからんで、
小粋なパリの雰囲気。

舞台になっているフレンチレストランの名前は、
ムッシュ ディアボロ(-Diavoloとはイタリア語で悪魔)

なんと、あの懐かしいオカルト映画、「オーメン」を思い出すようなシーンも。

【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_2295197.jpg
小物ではまたあのブタの貯金箱や(と言っても、今回のブタはちょっと不細工でかわいくな~い)
あのベルギーのビスケットも登場します。
同じテーマの「テロワール」とつい比べてしまいますが、
私は、こちらのほうが好きかも...

以下ネタバレです。



【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_22333744.jpg一代で、高級フレンチレストランのオーナーとなった若手実業家、アシム(カン ソンジン←あらこの方、大韓民国弁護士にも出演してたのね。あの新聞記者の役だったのか~)

実業家としてはたいしたヤツなのかもしれないけれど、高飛車で自信家、
*従業員たちにもヒトラーのように君臨、サイテーなヤツ。
(*従業員たちも結構キャラ立ちしてて、いい味出してます!)

彼はおさななじみで優秀なソムリエのスヨン(キムジョンファ)を彼の店のソムリエにしたくてたまらないのですが、彼女は、「田舎でのオリジナルワイン作りが忙しいから!」
と言って、なかなか首を縦に振ってくれません。

【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_22433985.jpgそんなときチョンサという女の子が、彼のレストランで働くことに。(この子、花男にでてたね~、後で検索したら、善徳女王のトンマンの母親の王后の娘時代も彼女が演じてたことが発覚)
彼女は、ソムリエのようにテスティングしたワインをすべて当ててしまうので、みんな、びっくり!

しかもペットボトルの水を振って、息を吹きかけたら
あらあら、不思議! 
中の水がワインに変わっちゃったんです。

というわけで、
店のカーヴにない高級ワインを次から次へと製造して店のピンチも救ってくれたりして、
彼女が手放せなくなったアシム。

しかも彼女から、「私は悪魔よ。あなたも数日後に悪魔になるのよ!」
と予言され、そうならないように、従業員に優しくしたり、スヨンが製造中の未知数のワインを大量に買い入れたりします。

その一方では、なかなか振り向いてくれないスヨンと一緒に働いているドンヒョクに思いっきり
ジェラジェラ光線。
その後、チョンサの企みにはまったアシムは、ドンヒョクが、彼女にプロポーズしたと知り、
嫉妬のあまり?彼が大切にしているワインを割ってしまうのです。

そして、チョンサの予言どおり悪魔になったアシム。

水が入ったコップに息を吹きかけてみたら、あら~彼もワインが作れちゃったのです。

で、アシムは最高クラスのワインの一つと言われる「ルファール」というワインの
ニセモノを作りだし、
「フランスから輸入することに成功した!」と記者会見、
一時は「時の人」となるのですが、チョンサの陰謀により、警察に通報され、すべてを無くしてしまいます。

一方、アシムの新聞記事を見て心配しているスヨンのもとに、チョンサがやってきます。
「今彼は、あなたを必要としているわ」

スヨンはその言葉を聞いて迷いながらも、自分が作ったワインをもってアシムのもとへ。

「一人にしておいてくれ」
という彼に、ワインを置いて帰るスヨン。

ソファで目が覚めた彼は、そのワインを口に含み幼い日々、スヨンと二人で遊んだブドウ畑を思い出します。

電車でスヨンのもとへ向かう彼。

ドンヒョクも彼のことを許し、ドンヒョク、スヨン、アシムで自分たちのワインを世に出していこう!というところで結末を迎えます。
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私はアシムってヤツ、客観的に見ている分には憎めないやつだったけど、
あんなサイテー男、どうしてスヨンが好きなのか、いまいち理解できませんでした。

いくら自分の人生を決める「ソムリエ」という仕事につくきっかけとなったのがアシムだったからといっても、あの状況、私だったら、迷わずドンヒョクを選ぶと思います。

【ワインをあける悪魔さん】史劇の合間のアミューズに!_a0156825_22362961.jpgこのドンヒョクってとってもかわいい人なのです。
彼が主人公で、最後には彼が報われるっていう話なら、納得できるのですが...

それにチョンサの存在も、まるでアシムを「いい人」にするためにでてきたみたいで、じゃあ、あの後逮捕されちゃったアシムが煙たがっていたマネージャーってすごく悪い人みたい。

なんかあのマネージャーって、ただの貧乏くじひいちゃったピエロ役?
シェークスピア劇風に言えば「ベニスの商人」のユダヤ人の金貸しシャイロックみたいな役まわり?

いまいち、納得いかなかったです。

でもまあ、アシムがオーナーだったフレンチレストランがその後どうなったのか
そしてアシムたちのワインの会社がどうなっていくのか、そんな後日談ドラマを
見てみたい気もしますね。
by marone115 | 2010-04-15 22:44 | ★ラブストーリー