ザ・スリングショット 13~16話 「チェイス」by ARATAのほうが近い?
2010年 07月 20日
第1話から「株」の操作が一つのテーマになってましたが、
さまざまなエピソードとともに、この13~16話編ではさらに、その点が印象的でした。
以前「ハゲタカ」かはたまた「チェイス」か?
な~んて書きましたが、「チェイス」にしてみました。
チェイスとは、江口洋介さんが国際税務査察官役で、確か5月くらいにNHKでオンエアしていた
土曜ドラマです。
ARATAが江口さんの敵役でチェドウみたいなキャラだったんですが、ARATAのほうが人間味がありました。
チェドウは...いやあ、やっぱりコイツは、人間じゃありませんね。
WILD THING!
別名「ポーの一族」by萩尾望都のエドガー!
(あ~言っちゃった。もう少し後にしようかと思っていたんですが。)
で、彼の妹ウンスは...当然メリーベルでしょう。
この辺から、私はドウをエドガー、ウンスをメリーベルと呼んでおりました。
どの辺がポーの一族かって?
だって、どう考えてもドウは、ウンスに近親相姦的な愛情を持っていたし、
ウンスのあのピュアな感じは、メリーベルに通ずるような感じでしたよ~。
だから、キムシン(ヨンハ君)も彼女を冷たく突き放しつつも、惹かれてる感じが伝わってきました。
それに、マジンガー先生も彼女といるときは、「素」の自分が出せたみたいで。
でも、ああいう真に純粋な女の子ってのが一番罪なんですよね~
と言いつつ...
13話では、やはりこの方の登場が場を盛り上げてくれました!!
「太王四神記」では女鍛冶職人だったパソン、今回は女刑事役。
ちょっとはすっぱな感じだけど、人情味のある姐御みたいなところは、
「太王四神記」のときと同じ。
ヨンハ君はもちろん、イ フィリップ君も彼女にふりまわされっぱなし。
で、この下はネタバレになります。
ドウのボディガードのケイが、独断で市長を暗殺。
シンは、ドウがミョンド市再開発の説明しているところに、怒りに任せてブルドーザーで乗り込んでいきます。
すぐ熱くなっちゃうんだけど、それがまたアメリカンチックで面白い~
その後、警察につかまったところで、登場するのが
市長には昔恩があることから、シンやジェミョンと一緒に市長の事故を真相を探ることに。
そして14話ではギョンアがついにドウと結婚しちゃう。
ギョンアのウェディングドレス姿、すごくステキでした~
正面だけでなく、後ろの背中の部分がまたすごくきれいで、エステでしっかり磨いてるんだなあなんて、
もうほれぼれ。女優さんですね~
チェドンの会長とウンスは、このチェイス編でコーヒー店のマスターの家に厄介になっているのですが、
このときいろいろ面倒を見てあげるのが、シンの義姉(家政婦さん@冬鳥)
義姉の子供たち(5~6年前にやってたクレラップCMの姉妹みたいなんですよね~かわいい)
も会長になついちゃって、会長も「キャーキャーうるさい」
と言いながらも、まんざら悪い気はしていません。
でもって、会長は義姉に
「わたしにうどんを作ってくれたりするが、夫を殺されたのに憎くはないのか?」
それに対して
「わたしには子供がいます。子供たちには憎しみを教えたくない」
ここでも脚本家の方のヒューマニズムみたいなものを感じます。
やっぱりこのドラマは単なる復讐劇と言うのとは違いますね。