「刑事コロンボ」 久々に見ると妙に新鮮でした
2010年 09月 03日
なんとコメいただきながら、1週間ほど放置、失礼してしまいました。
yoongunさん、ひめかさん、この場を借りてごめんなさい (>人<)
さて、そんなことは言いつつも、韓ドラは、「チェオクの剣」(NHKは途中で挫折したのですが、)
今回は完走できそう。
タチャを見た後だし、イサンは視聴中ということで、
主演俳優さんにも親しみがわいているせいもあるかもしれません。
そしてハ ジウォンさんの声も、日本吹き替え版に比べると、生声のほうが女っぽい感じね。
というわけで、毎日少しずつ見ております。
で、昨日も続きを見た後、ちょっとテレビ画面にもどしたら、あらなつかしの「刑事コロンボ」
もちろん吹き替え版です。
コロンボはやっぱり小池朝雄さんのあのちょっととぼけた声でなくっちゃね。
というわけで見始めたら、いや~面白かった!
大人の上質のDetective Storyですね。
この回のタイトルは「忘れられたスター」
以下ネタバレです。
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もう50代?くらいの往年のミュージカル女優がカムバックしようと、反対する夫を殺害、
スターだったころのパートナー、今は舞台監督の彼とうまくいきかけ、2ヵ月後の舞台に
気持ちも高揚!
そこにコロンボ登場で、その夢も果てる...
という展開なんですが、
実は、殺された夫が彼女のカムバックを反対していたのは、
妻が悪性の脳の腫瘍を持っていて余命いくばくもないことを知っていたから。
しかし、妻のほうはそのことを全く知らず、しかもだんだん記憶もなくなっていく病気なので、
もう自分が夫を殺したことさえ忘れている感じ。
コロンボからその話を聞いた元パートナーは、彼女に
「ご主人を殺したのはボクなんだ。ボクが君を愛するばかりに...」
と告白します。
コロンボ:「これでいいんですか?」
パートナー:「いいんですよ、2ヶ月間なんとか私が犯人としてもちこたえられれば」
文字にするとなんだかあっけないのですが、実際ドラマを見たら「フィリップ マーロー」の世界。
洗練された欧米らしいオシャレな感覚。
う~ん、アジアのドラマにはないなあ、こんな大人テイスト。
当時は、タバコを吸うシーンも多かったですね。
コロンボの葉巻、そして女優さんも「ティファニーで朝食を」のヘプバーンみたいにタバコを
吸ってました。
それも今見ると、結構新鮮です。